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サーバWatchシステム マニュアル

警告メール設定

通知メールサンプル

通知メールサンプル

警告メール送信先

カンマ区切りで複数指定することができます。

警告メールFromアドレス

送信元のメールアドレスを指定します。
初期値は「ServerWatchSystem<root@localhost>です。
表示名(初期値の"ServerWatchSystem"の部分)を設定するときはメールアドレスを<>で括ってください。受信するメールソフトの仕様によっては正しく表示されない場合があります。

運用前に監視メールの送信テストを行って下さい。
例えばLoadAverageのメール通知閾値を「-1」、監視を有効にするとテストすることができます。
警告メール送信間隔が短くなっているとすぐ送信されない場合がありますのでご注意下さい。

※エンベロープFromメールアドレスは「root@ホスト名+ドメイン名」で固定されています。
受信者のメールサーバによっては、正常に警告メールを送信できないことがありますのでインストールしたサーバのFQDNに対するDNS設定をしていただくことをお勧め致します。

 

警告メールとグラフの有効化について

警告メールの有効化

監視したい監視対象の「メール通知」を有効にしてください。

グラフの有効化

グラフを表示させたい監視対象の「グラフ」を有効にしてください。

※監視、グラフのいずれかが有効になっている場合は、データの情報蓄積はされますが、いずれも無効の場合は、データの情報は更新されません。
有効にしていたものを無効にし、再度有効にした場合は、無効にしていた期間のみ、データ情報が蓄積されていません。

稼動履歴一覧

Load average

Load average

監視対象 Load Average
説明 5分間平均の待ちジョブ数を監視しています。
Load Averageは一般的にサーバ全体の負荷を挿す指標に用いられます。
CPU搭載数を超えるLoad Averageのときは負荷がかかっている状態です。
運用するシステムにより許容できるLoad Averageが異なってきますので運用状況により適宜閾値を調整してください。
参照ファイル /proc/loadavg
閾値項目 - 超過したときに警告
初期設定値 グラフ表示 オン
メール通知 オン
- 5
注意事項  

CPU使用率

CPU使用率

監視対象 CPU使用率
使用コマンド /usr/bin/vmstat
説明 CPUステータスを監視しています。
CPU使用率はプログラム起動時やバッチ処理実行時など突発的に上昇しやすい項目です。
閾値項目 SYSTEM 超過したときに警告
USER 超過したときに警告
IDLE 未満のときに警告
初期設定値 グラフ表示 オン
メール通知 オフ
SYSTEM 90
USER 90
IDLE 10
注意事項 監視の初期値はオフになっています。必要に応じてオンにして使用してください。
監視項目のうち、いずれかひとつの条件に一致したときに警告が通知されます。

メモリ使用状況

メモリ使用状況

監視対象 メモリ使用状況
使用コマンド free
説明 メモリの空き容量の監視です。
水色のラインの「空き実メモリ(-buffers/+cache)」が実際に使用可能な物理メモリ容量に近い値です。
閾値項目 空き物理メモリ 未満のときに警告
空きswap 未満のときに警告
空き実メモリ 未満のときに警告
初期設定値 グラフ表示 オン
メール通知 オン
空き物理メモリ 0
空きswap 256
空き実メモリ 256
注意事項 監視項目のうち、いずれかひとつの条件に一致したときに警告が通知されます。
監視閾値の設定単位はMbytesです。

プロセス数

process数

監視対象 プロセス数
使用コマンド ps
説明 起動プロセス数の監視です。
「ps ax」で取得した行数をカウントしています。
指定プロセスは上記のコマンドの取得結果に含まれるプロセス名をカウントしています。
グラフは指定プロセス1に指定したプロセスが一番下の行に表示されます。
閾値項目 全プロセス 超過したときに警告
指定プロセス1〜10 超過したときに警告
初期設定値 グラフ表示 オン
メール通知 オン
プロセス数 300
指定プロセス1 httpd 140
指定プロセス2 sendmail 50
指定プロセス3 sshd 5
指定プロセス4 cced 5
指定プロセス5 pop3d 10
指定プロセス6 imapd 10
指定プロセス7 proftpd 10
指定プロセス8  
指定プロセス9  
指定プロセス10  
注意事項

監視項目のうち、いずれかひとつの条件に一致したときに警告が通知されます。

指定プロセスは監視するプロセスの特性に沿って、閾値を設定してください。
例えばhttpdの場合は「MaxClients」の設定以上の閾値を設定しても、検知することができません。

指定プロセスを監視しない場合はプロセス名には空白を設定してください。
常時稼動するプロセスが単一のプロセスを設定した場合、警告設定をしても無意味ですが、プロセスが停止していた時間をリソースモニタより推測できる場合があります。

インタフェース状況

インタフェース状況

監視対象 インタフェース状況
参照ファイル /proc/net/dev
説明 インターフェイストラフィックの監視です。
/proc/net/devに含まれるインタフェースeth0とeth1のReceive bytesとTransmit bytesの値を参照しています。
閾値項目 受信ビット数 監視対象全て
送信ビット数 監視対象全て
初期設定値 グラフ表示 オン
メール通知 オフ
受信ビット数(bit) 5000000 (約5Mbit)
送信ビット数(bit) 5000000 (約5Mbit)
注意事項

監視の初期値はオフになっています。必要に応じてオンにして使用してください。
監視項目のうち、いずれかひとつの条件に一致したときに警告が通知されます。

設定単位はbitです。監視設定をするときは単位にご注意下さい。
約1Kbit=1,000bit
約1Mbit=1,000,000bit
約1Gbit=1,000,000,000bit

※設定する際に数字以外の文字列(カンマなど)を含めないようにご注意下さい。

TCP接続数

TCPソケット接続数

内容 TCP接続数
参照ファイル /proc/net/tcp
閾値説明 TCP接続数の監視です。
netstatコマンドのステータス表示と同等の値を抽出しています。
閾値項目 監視対象全て 超過したときに警告
初期設定値 グラフ表示 オン
メール通知 オフ
LISTEN 20
CLOSING 20
ESTABLISHED 500
SYN_SENT 20
SYN_RECV 20
FIN_WAIT1 20
FIN_WAIT2 20
TIME_WAIT 500
CLOSE 20
LAST_ACK 20
注意事項

監視項目のうち、いずれかひとつの条件に一致したときに警告が通知されます。初期値はオフになっています。

そのほかの項目については、運用状況より適切な値を設定をしてください。

LISTENの監視は予めオープンしているポート数を設定しておくと、不正侵入などの理由により不当なポートが開放されたことを検知できる場合があります。

ESTABLISHEDは接続が確立したTCPソケット状態です。
監視することによりアクティブなセッション数を把握することができます。

ディスク使用量情報

ディスク使用量情報

監視対象 ディスク使用率、ディスク使用量
使用コマンド df
説明 ディスク使用量情報の監視です。
マウントポイント毎のディスク使用量情報を監視しています。
閾値項目 使用率 超過したときに警告
空き容量 未満のときに警告
初期設定値 グラフ表示 オン
メール通知 オン
使用率(%)  90
空き容量(Mbytes)  10240
注意事項

監視項目のうち、いずれかひとつの条件に一致したときに警告が通知されます。
空き容量の監視閾値の設定単位はMbytesです。

監視するマウントポイントの変更は設定画面より行えませんので、バックアップディスクの増設時などはサポートセンターまでご連絡下さい。

使用率がグラフに表示されます。空き容量情報は表示されません。

※マウントポイント毎に設定致します。

inode使用量情報

inode使用率

監視対象 inode使用率、inode使用量
使用コマンド df -i
説明 マウントポイント毎のinode使用量情報を監視しています。
閾値項目 使用率(%)  超過したときに警告
空きinode 未満のときに警告
初期設定値 グラフ表示 オン
メール通知 オン
使用率(%)  90
空きinode  1000000
注意事項

監視項目のうち、いずれかひとつの条件に一致したときに警告が通知されます。

監視するマウントポイントの変更は設定画面より行えませんので、サポートセンターまでご連絡下さい。

グラフ表示は使用率のみで、空きinodeは表示されません。

使用率がグラフに表示されます。空き容量情報は表示されません。

※マウントポイント毎に設定致します。

bindクエリ状況

namedクエリ状況

監視対象 bindクエリ統計
使用コマンド /usr/sbin/rndc
使用ファイル /var/named/chroot/var/named/named.stats
説明 DNSサービスの問い合わせ数を監視しています。
queriesは問い合わせに成功した値です。
failuersは問い合わせに失敗した値です。
閾値項目 queries 超過したときに警告
failuers 超過したときに警告
初期設定値 グラフ表示 オフ
メール通知 オフ
queries 500
failuers 200
注意事項

監視項目のうち、いずれかひとつの条件に一致したときに警告が通知されます。

ご利用いただくには、bindの設定に127.0.0.1からrndcでアクセスできる設定と、statistics-fileの設定を追加していただく必要があります。

リソースモニタと監視の初期値はオフになっています。bindの設定後にオンにして使用してください。
監視項目のうち、いずれかひとつの条件に一致したときに警告が通知されます。

メールキュー

メールキュー

監視対象 メールキュー
使用コマンド sendmailの場合 /usr/bin/mailq -OMaxQueueRunSize=1
qmailの場合 /var/qmail/bin/qmail-qstat
説明 メールキューの通数の監視です。
未配信キューは未配信状態のキュー通数です。Qmailのみ対応しています。
キューはメールキュー通数です。
閾値項目 キュー 超過したときに警告
未配信キュー (qmailのみ) 超過したときに警告
初期設定値 グラフ表示 オフ
メール通知 オフ
キュー通数 5000
未配信キュー通数 (qmailのみ) 500
注意事項

監視項目のうち、いずれかひとつの条件に一致したときに警告が通知されます。
初期値はオフになっています。

リソースモニタと監視の初期値はオフになっています。オンにして使用してください。
監視項目のうち、いずれかひとつの条件に一致したときに警告が通知されます。

Qmailの未配信キューが急増した場合、メールシステムに異常が生じている可能性がありますのでご注意下さい。

メール送信流量

メール送信流量

監視対象 メール送信流量
使用コマンド /usr/sbin/mailstats -p
説明 メール送信流量を監視しています。
接続回数はTCP接続が生じた回数です。mailstats実行結果のC項目を参照しています。
送信数はメッセージ総数です。mailstats実行結果のT項目を参照しています。
閾値項目 送信数 超過したときに警告
接続回数(送信) 超過したときに警告
初期設定値 グラフ表示 オフ
メール通知 オフ
送信数 500
接続回数(送信) 500
注意事項

リソースモニタと監視の初期値はオフになっています。オンにして使用してください。
監視項目のうち、いずれかひとつの条件に一致したときに警告が通知されます。

mailstatsはsendmailの付属コマンドです。MTAにsendmailを使用していないときは、本項目は使用できませんのでご了承下さい。
sendmailのバージョンやインストール方法によってはmailstatsコマンドを使用するためのStatusFile設定されていない場合がございます。
別のアプリケーションでmailstatsを使用している場合は、データ取得が正常に動作しない場合があります。

メール受信流量

メール受信流量

監視対象 メール受信流量
使用コマンド /usr/sbin/mailstats -p
説明 メール受信流量を監視しています。
接続回数はTCP接続が生じた回数です。mailstats実行結果のC項目を参照しています。
受信数はメッセージ総数です。mailstats実行結果のT項目を参照しています。
閾値項目 受信数 超過したときに警告
接続回数(受信) 超過したときに警告
初期設定値 グラフ表示 オフ
メール通知 オフ
受信数 500
接続回数(受信) 500
注意事項

リソースモニタと監視の初期値はオフになっています。オンにして使用してください。
監視項目のうち、いずれかひとつの条件に一致したときに警告が通知されます。

mailstatsはsendmailの付属コマンドです。MTAにsendmailを使用していないときは、本項目は使用できませんのでご了承下さい。
sendmailのバージョンやインストール方法によってはmailstatsコマンドを使用するためのStatusFile設定されていない場合がございます。
別のアプリケーションでmailstatsを使用している場合は、データ取得が正常に動作しない場合があります。

サイト数統計

サイト数統計

監視対象 サイト数統計
使用ファイル オブジェクトファイル/usr/sausalito/codb/objectsの数量を参照しています。
説明 TLAS(Turbolinux Appliance Server)に登録してある仮想サイト数の統計情報です。
閾値項目 Active(サイト数) 超過したときに警告
Suspend(サイトサスペンド数) 超過したときに警告
初期設定値 グラフ表示 オフ
メール通知 オフ
Active(サイト数) 500
Suspend(サイトサスペンド数) 500
注意事項

リソースモニタと監視の初期値はオフになっています。オンにして使用してください。
監視項目のうち、いずれかひとつの条件に一致したときに警告が通知されます。

TLAS(Turbolinux Appliance Server)の管理情報を参照しているため、その他のOSをご使用の場合はご利用いただけません。

ユーザ数統計

ユーザ数統計

監視対象 ユーザ数統計
使用ファイル オブジェクトファイル/usr/sausalito/codb/objectsの数量を参照しています。
説明 TLAS(Turbolinux Appliance Server)に登録してあるユーザ数の統計情報です。
閾値項目 Active(サイト数) 超過したときに警告
Suspend(サイトサスペンド数) 超過したときに警告
初期設定値 グラフ表示 オフ
メール通知 オフ
Active(サイト数) 500
Suspend(サイトサスペンド数) 500
注意事項

リソースモニタと監視の初期値はオフになっています。オンにして使用してください。
監視項目のうち、いずれかひとつの条件に一致したときに警告が通知されます。

TLAS(Turbolinux Appliance Server)の管理情報を参照しているため、その他のOSをご使用の場合はご利用いただけません。

共有メモリ使用状況

共有メモリ使用状況

監視対象 共有メモリ使用数
使用コマンド ipcs
説明 共有メモリ接続数を監視しています。
共有メモリとはプロセス間通信に使われるメモリ領域です。
閾値項目 ipcs 超過したときに警告
初期設定値 グラフ表示 オフ
メール通知 オフ
ipcs 128
注意事項

リソースモニタと監視の初期値はオフになっています。オンにして使用してください。
監視項目のうち、いずれかひとつの条件に一致したときに警告が通知されます。

 

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